根岸家長屋門

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根岸家長屋門は、冑山村の名主であった根岸家が、江戸時代に建造した建物で、武術道場や考古遺物の陳列館として使用されていました。現在、長屋門の一部を「友山・武香ミュージアム」として整備し、根岸家の歴史についての紹介展示を行っています。

 

江戸時代後期の寛政年間頃(1789~)に建てられた根岸家長屋門は、幕末に活躍した「根岸友山」と、維新後の政治に深くかかわり考古学者として活躍した息子「武香」の生家であります。現在もその風格は残され、熊谷市の有形文化財(建造物)に指定されています。長屋門とは江戸時代における豪農や武家屋敷などの前面に置かれる門と居住空間を併せ持った建物です。根岸家長屋門は、その偉容や建築美から郷土の顔として多くの人々に愛されてきました。長屋門の建築規模は県内最大級を誇ります。建物の主材としてはケヤキ材を多用しています。平成22年に保存修理工事が行われました。その際には、建物全体の補修と共に外壁が原初の色と同じ鼠色に復元されました。

  • 住所
    熊谷市冑山152
  • 開園時間
    9時~17時
  • 休園日
    年中無休
  • 電車でのアクセス
    JR熊谷駅北口正面口バス停から東松山駅行きバスにて約30分。
  • 掲載内容は2014年10月時点での情報です

3 根岸家長屋&田園ウォークコース

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