熊谷うどんを食べに来る11の理由

1.国産麦の聖地 熊谷の「うどん」 2.二毛作・麦踏みを広めた「麦翁」が愛した「うどん」 3.田舎のばあちゃん家の最高のおもてなしは「うどん」
4.おーいおーいと江戸時代に、呼び止めてまで食べさせた「うどん」 5.外から来た友達を連れていくのはお気に入りの「うどん」 6.花嫁に行くのに教わった「うどん」
7.荒川と利根川の伏流水が育てた「うどん」 8.讃岐より、稲庭、水沢よりも近い「うどん」 9.日本一あつい街のあつい人が作る「うどん」
10.ハレの日の締めは「うどん」 11.小学校の授業で打ち方を習う「うどん」

1.国産麦の聖地 熊谷の「うどん」

埼玉県熊谷市は本州一の小麦処。その生産量は毎年6,000tを超える全国でも指折りの生産地。一般的に県産として流通する小麦粉ですが、熊谷市では熊谷市産が当たり前。品種も「あやひかり」「さとのそら」「農林61号」があり、どれも特徴的で食べ比べも楽しく、美味しいうどんになります。

2.二毛作・麦踏みを広めた「麦翁」が愛した「うどん」

その昔、農家の人はお米を作っても自分たちでは食べずに献上していました。麦を主食としていましたが、病気や悪天候により収量は乏しいものでした。熊谷市別府地区出身の権田愛三は、熊谷の地で二毛作や麦踏みといった栽培方法を研究、これを手弁当で全国に広め、当時の小麦の収量は4〜5倍にまで増えました。権田愛三は「麦翁」として語り継がれ、現在も麦栽培の礎となっています。

3.田舎のばあちゃん家の最高のおもてなしは「うどん」

熊谷では昔から来客があると「うどん」を振る舞う文化があります。実家に帰るとまず「うどん」。温かいつゆに、冷たく締めたうどんをつけて食べるスタイルは、今の武蔵野うどんに受け継がれています。ばあちゃんの作るうどんは、各家庭でとてもポピュラーなものでした。

4.おーいおーいと江戸時代に、呼び止めてまで食べさせた「うどん」

熊谷の鎌倉町入口のうどん屋「角屋」に早朝訪れ注文すると、番頭に「こんな早くからうどんはない」と断られた。熊谷寺門前の方へ立ち去ろうとすると、この店の主人が「こんな朝早くからうどんを食べにくるのは余程好きな人に相違ないから呼び戻してだしてやれ」と言うので、番頭が店先に出て呼び戻したことを詠んだ歌。うどんの値段が二八の十六文であったのを、平敦盛の年齢十六歳に掛けて詠んでいる。

「おーいおーいと呼びもどし
   わづか二八のあつもりを
   打つてだしたる熊谷の宿」

5.外から来た友達を連れていくのはお気に入りの「うどん」

熊谷市には約40ものうどん店があります。武蔵野うどんの源流とも言われる熊谷のうどんは、コシがとても強く、ワシワシとよく噛んで食べるうどんが主流です。市民の多くはお気に入りのうどん店があり、そのお店に連れていくことで驚きと美味しさを知ってほしいと思っています。あのコシの強さ、小麦の香り高さを知ったら、あなたもきっと驚きますよ。

6.花嫁に行くのに教わった「うどん」

熊谷の女性は「うどんも打てないようじゃお嫁に行けないよ」と言われて育ちました。当時うら若き乙女だったおばあさんたちは、ほとんどの方がうどん打ちが得意。地元で収穫された小麦粉はとてもうどんに向いている小麦粉で、お昼ご飯には日常のようにうどんを打って食べていたそう。「朝まんじゅうに昼うどん」は熊谷地域に古くから伝わる言葉です。

7.荒川と利根川の伏流水が育てた「うどん」

関東平野を流れる「荒川」「利根川」。どちらも川幅の広い一級河川です。この2つの川がもっとも近づくのが熊谷市で、良質な水に恵まれた肥沃な土地が広がっています。とてもきれいで豊富な水源で育った小麦は、とても香り高く、風味豊かなうどんになります。

8.讃岐より、稲庭、水沢よりも近い「うどん」

東京から新幹線でたった40分。日本三大うどんにも負けない熊谷のうどんは、都内からもちょこっと足を伸ばせば食べられます。コシが強く、熱いつゆにつけて食べるうどんは、あのマツ○・デラックスさんも大絶賛した、わざわざ食べにいく価値のある美味しいうどんです。

9.日本一あつい街のあつい人が作る「うどん」

日本で一番暑い熊谷市。41.1度は未だ破られてません。きれいな水と暑い夏、寒い冬の厳しい環境で育った小麦。その土地で長年うどんを作ってきた熱い職人の手によって作られたうどんは、まさに日本一。一度は食べて見てほしい自信作です。

10.ハレの日の締めは「うどん」

おめでたい日のことを「ハレの日」と呼びます。熊谷地域ではおめでたいことがあると「うどん」をみんなで食べる風習があります。おめでたい日に食べる「うどん」は縁起物。白いうどんに赤い具材をポンッと入れて紅白を表現。みんな笑顔でうどんを頬張ります。

11.小学校の授業で打ち方を習う「うどん」

熊谷市内の小学校では、授業に「うどん打ち」があります。ここで育った熊谷の人は、1度は必ずうどんを打ったことがあるんです。そんな「うどんエリート」が育つ街、熊谷市で職人技を振るうプロの店で、研ぎ澄まされたうどん、食べてみたくなりませんか?